ブックレビュー 「図解 なんかへんな生きもの」
どうも、SHIN3です。
今回は拙いながらも本のレビューをしたいと思います。
去年(2017年)の12月に発売された、ぬまがさワタリさん著
「図解 なんかへんな生きもの」(光文社)
という本です。
内容はタイトルの通り、身近なものからマイナーなものまで、少し変わった生きものを手書きの文とイラストで解説する本となっています。
実はこの本には凄い経緯がありまして、昔から生き物が大好きだった氏が観察&研究
↓
イラストを描いてTwitterへ投稿
↓
それが人気を博し、ニーズが多かったからかなんと書籍化!
↓
ウワーッ!(後述)
・・・まさに物書きや「好きな事を仕事にしてみたい!」って人には羨望の眼差しを向けたくなるような話ですよね。
人気もさる事ながら、氏の熱意と努力も素晴らしく思います。
それでは、そんな本書の具体的な内容を、いくつか画像を交えて紹介していきます。
・氏の愛らしく温かいタッチで描かれるイラスト+生き物の衝撃の事実や専門的な説明!
にもかかわらず娯楽性や視認性を損なわない見やすさ&テンポの良さ!
生き物一種につき2ページ構成で、
左ページには概要とイラスト、特徴など
そして右ページにはだいたい3つに区切って、掘り下げた解説や豆知識、その生き物に関するエピソード等が記載されています。
全体の構成としての特徴は、
・内容はギュッと詰まってて濃い
・それでいてサクサク読める(どころか夢中になる)
・氏の生き物に対する深い考察や愛情が感じられる
・全体的に笑えるネタが多め
・生き物のセリフや断末魔がいちいち面白い
こんなところです。
Twitterにはすでにタグが複数出来ており、特に生き物の断末魔「ウワーッ(あるいはグワァーッ)」は一部でカルト的な人気を誇っていますw
※僕もすっかりウワーッの魅力(?)に取り憑かれた一人ですw
↑獲物を枝に容赦無く突き刺す、モズの「はやにえ」。
他にもグロテスクな説明や虫の項目もありますが、描写は極めてマイルド。
既存の生き物図鑑のリアルさやグロさが苦手 or トラウマがある人でも大丈夫!
・パロディや笑えるネタの宝庫!
ある意味こっちが本題かもw
知名度の高いものから、元ネタ的に大人をターゲットとした予想の斜め上を行くものまで完備しており、サービス精神満載!
いくつか紹介。
ピコ太郎
ネットで見たアレ(詳しくは知りません)
・・・など、枚挙に暇がありませんw
まだまだあるので、是非書店で手に取ってみて下さい。
出来れば購入する事を推奨。値段も1000円と、内容の濃さを考えれば比較的リーズナブル。
可愛いイラストやウワーッの中毒性、丁寧な解説もあるので、お子様や甥っ子等へのプレゼントとしてもオススメ!
※現に僕が探し歩いた時は、児童書コーナーに置いてありました。そりゃ探しても見つからん訳だ・・・w
ただ漢字や専門用語(勿論解説やふりがなはありますが)が多目なので少し理解は難しいかも知れません。
とりあえず絶対に買って損は無い一冊なので、自信を持って推せる本です。
コレを片手に散歩や動物園に行ってみても面白そうですね。
みんなも買おう!そしてウワーッしよう!!
長くなりましたが今回の記事はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
そしてぬまがさワタリさん、続編お待ちしてまーす!w