シレン5メモ 腕輪の識別・考察
今回はシレン5記事。
剣盾に続く第三の装備品、
全カテゴリの中でも最も識別が難しい腕輪について考えていきます。
・腕輪の概要
装備品なので使い捨てではなく、装備している間ずっとシレンに何らかの能力が付与されます。
恒久的に使用出来る上に、壊れたり無くなったりもしないのでかなり強力なアイテム群。
ぶっ飛んだ性能を誇る物が多く、活躍範囲は明らかにアイテム欄1つ分のそれを超えていますw
特に前作シレン4では、大味なゲームバランスと強力な腕輪の入手頻度により「腕輪ゲー」と揶揄されました。
気配察知の腕輪
回復の腕輪
壁抜けの腕輪
これらは「三種の神器」と呼ばれ、揃えばクリア濃厚とまで言われたものです。
シレン5でも相変わらず強い腕輪ですが、敵ステータスの調整や一部のチート腕輪の入手性が幾許か見直され、腕輪への依存度は若干抑えられました。
「あればかなり便利だけど、無くてもまあ何とかなる」といった具合です。
腕輪の短所を挙げるとすれば識別の難しさや、一部強烈なマイナス効果がある腕輪が存在すること。
あと装備品なので呪われると外せないこと。
シレン5での腕輪の仕様をおさらいしておくと
・腕輪はダメージを受けても壊れない
・装備出来るのは1つ
・共鳴装備(隕石や朱剛石etc)の剣盾をセットで揃えると、2つまで装備できる
こんなところ。
シレン4と一緒ですね。
未識別ダンジョンにおいては、識別アイテムは腕輪に優先して使われる傾向にあります。
「装備してみても何の腕輪か分からない!」ってケースがかなり多いからです。
・腕輪の識別や注意点
セオリー通り、店や識別アイテムを待つのも良いですが
アイテム欄などの兼ね合いからどうしても試し識別せざるを得ない状況もあります。
そうするにあたって、まず気を付けるべきは不用意に装備しないこと。
そりゃ試し識別なんで装備はするんですが・・・w
呪われていた場合を想定して、外す手段を用意しておかなければなりません。
これを怠ると痛い目に・・・。
デメリット効果のある腕輪が呪われていると凄まじく難儀します。
道具感血の腕輪(高確率で呪われている)
ノナリーの腕輪(100%呪われている)
特にこの2つのトラップには要注意!
重ねて言いますが腕輪は装備してみても正体が分かりにくい物が多く、故にいったん放置する勇気も大事です。
とりあえず外す手段がある前提で、ここから腕輪の試し識別を考えていきます。
以下、持ち込み無しダンジョンのテーブルを前提。
ステップ1:装備してみる
力が3増えた
→ちからの腕輪
敵の位置が分かった
→気配察知の腕輪
敵の位置が分かったが、視界に敵が入るたびに10ダメージを受けた
→気配察血の腕輪
落ちてるアイテムの位置が分かった
→道具感知の腕輪
落ちてるアイテムの位置が分かったが、拾うたびに10ダメージを受けた
→道具感血の腕輪
装備した瞬間に分かるのはこれらの腕輪。
察知・感知のパチモンは痛いので要注意。
血or知の腕輪は、ダンジョンによって出現テーブルが異なるので確認しましょう。
デメリットがあるのは確かですが、付け外しをキチンと行えるならば血の方でも冒険の助けになってくれるはず。
「敵やアイテムの位置が見える」というのはそれだけ強いのです・・・!
ステップ2:投擲してみる
壁を貫通して消えてしまった
→遠投の腕輪
敵に飛び道具が当たらなくなった
→ヘタ投げの腕輪
どちらも「投げる」コマンドにおいて注意が必要なトラブルメーカー。
デメリットは大きいのですが、これらも装備のタイミングさえ見誤らなければ強力な武器になります。
遠投は狙撃や一網打尽。
ヘタ投げはワナの上に敵を乗せてワナ発動。
風来人の基本戦法ですねw
ステップ3:歩いてみる
経験値が増えた
→しあわせの腕輪
いきなりワープした
→高飛びの腕輪
いきなり爆発した
→爆発の腕輪
壁地形に入れた
→壁抜けの腕輪
水路に入れた
→水グモの腕輪
HPの回復と腹減り速度が速くなった
→回復の腕輪
10歩歩いたらいきなり眠った
→透ネ見の腕輪
ワナの設置数が増えた
→ワナの腕輪
敵の自然発生が増えた
→魔物呼びの腕輪
これらも注意が必要な腕輪。
未識別の腕輪を装備したまま歩いたらエラい目に合った・・・ってパターンは大体コイツらのせい。
壁抜け、水グモ、回復は前作に比べてレア度がかなり上がったので(床落ちは基本的に存在しない)
おもに店売り・高級店等で見かけます。
それは裏を返せば、
「店の品物の腕輪を装備したら壁抜け水グモで外に出てしまい泥棒扱いになった!」
というケースが起こりやすいとも言えるので、
店売りはとりあえず識別するか買ってしまうのが良いと思います(壁抜けは一応角抜け攻撃で判別可能)。
5000Gの店売り腕輪は実用性・危険性共に意識しておく必要があります。
ワナの腕輪、魔物呼びの腕輪はデメリットが大きい上に判別し辛いので厄介。知らない間にピンチが忍び寄ります。
稼ぎのブースト手段としても一応使えるのですが・・・。
あかりの巻物やめぐすり草を使ったフロアならば、注意深く見ていると識別出来たり。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現実的な試し識別の範囲はここまで。
ここから先は一部のレアケースでしか識別出来ない上に、積極的に試すリスクに見合わない物も多いので
大人しく識別アイテムを使う事をオススメします。
よく分からない腕輪はいくつか持ち歩いて、
店が出たら全部売る→識別の巻物を渡す(※店主識別)→必要な物だけ買い戻すのが理想。
※シレン4では出来ないので注意。
以下、腕輪識別のレアケース。
混乱の手斧系と共鳴したor混乱を防いだ
→混乱よけの腕輪
おねむガラガラ系と共鳴したor眠りを防いだ
→睡眠よけの腕輪
血引きの刃系と共鳴したor会心の一撃が出た
→呪い師の腕輪
毒を受けなくなった
→毒消しの腕輪
ステータスの最大値が下がる効果を防いだ
→保持の腕輪
持ち物が呪われる効果を防いだ
→呪いよけの腕輪
食らった攻撃が痛恨の一撃になった
→痛恨の腕輪
元々呪われていて、扉をくぐると爆発した
→ノナリーの腕輪
◯◯よけ等の防御系腕輪が多く、極めて範囲が限定的かつ受動的。
それ故に試し識別での鑑定は困難です。
これらを識別する為にわざわざ敵の特技なんか受けてると大変な事になるので諦めましょう。
ちなみにこれらの腕輪はノナリー(5000G)を除いて、全て値段が一緒(3000G)ですww
3000G族の腕輪は値段が分かっても判別しにくく、結局識別アイテムが無いとお手上げ。
その一方で凶悪なおばけ大根種やうたたねバク種に対抗出来る防御系腕輪が存在するので、何としても識別したいジレンマ。
まだ現実味がある範囲としては、混乱の手斧やおねむガラガラをベース武器にしている場合の混乱よけ・睡眠よけぐらいですかね・・・。
これらの腕輪の中には一際強力な呪い師の腕輪が隠れてるんですが、
呪われたアイテムや血引きの刃は持ち歩いてること自体が珍しいので運良く識別出来る事は稀でしょう。
番外:何をやっても識別出来ない腕輪
裏道の腕輪(通称、裏道先生)
存在意義が謎な腕輪。
そのくせエース格の腕輪が数多く顔を揃える5000G族ですw
換金用アイテムかな?(´・ω・)
武器束ねの腕輪
存在意義が(ry
まあこっちは消去法で識別出来るケースが多いのでまだマシか・・・w
・おまけ
各腕輪の値段帯をここに並べておきます。
とは言え、腕輪は壺ほど値段が重要ではないので参考程度に。
「値段が分からなくてもすぐに正体が分かる」or「値段が分かっても正体が全く分からない」の二極なんですよね腕輪って・・・(´・ω・)
買値2000/売値700族
ちから
ヘタ投げ
遠投
武器束ね
4つしか無い上に、装備して矢でも撃てばすぐ分かります(何も起こらなければ武器束ね)。
3000/1050族
毒消し
混乱よけ
睡眠よけ
呪いよけ
保持
呪い師
ワナ
魔物呼び
痛恨
透ネ見
前述したように識別し辛い値段帯。
マイナス効果のある腕輪も多いです。
大量に輸送して店で一気に店主識別したいところ。
5000/1750族
気配察知
気配察血
道具感知
道具感血
回復
壁抜け
水グモ
爆発
高飛び
ノナリー
裏道
三種の神器が雁首を揃える5000族。水グモも中々強いです。
その一方で危険な腕輪もちらほら・・・。
ノナリーは必ず呪われているので、実質「買値4000/売値1400」です。
道具感血も高確率で呪われてます。
10000/3500族
しあわせ
弾きよけ
時たたず
床落ちならしあわせの腕輪確定。
序盤のレベル上げに少し使って店で売るのがベスト。
弾きよけは入手性に難ありですが、買えれば安心出来ます。
時たたずは滅多に見かけません。旧道など一部ダンジョンの店売り限定。夜抜けで無双出来る超強力な腕輪です。
30000/10500族
透視
鑑定士
ほぼ高級店限定です。どちらも超強力で識別も簡単。
値段すら見る必要が無いので泥棒が捗る←
どうでもいいですが透視のパチモン、透ネ見の腕輪とは値段が10倍も離れていますw
50000/17500
VIP
この値段はVIPの腕輪だけ。
紹介状が無くても高級店に入れる・・・という腕輪なんですが、そもそも高級店は強行突破で泥棒しにいくモンなのであまり関係無いです←
一応最強の換金アイテムですw
・おわりに
腕輪は試し識別が難しく、ある程度慣れが必要です。
その分優秀な物も沢山あるんですが、強い腕輪ほど識別が簡単だったりもするんで
必要な腕輪が揃い次第、見切りを付けて他は放置・・・でも良いかも知れません。
とりあえず単体で最もクリアに貢献するのは気配察知の腕輪だと思います。
しかしながら他にも、
事故死を防げる睡眠よけ
外からモンスターハウスを狙撃出来る遠投
パワープレイが出来る呪い師
あれば便利な道具感知
などなど強力な腕輪が粒揃いなのも事実。
腕輪は沢山あればあるほど戦略が広がります。
シレン4・5では過去作の様にガチっては足踏みの脳筋プレイが通用しないので、やはり腕輪の重要度は高いです。
店+識別の巻物の店主識別が勝利への方程式とも言えそうです。
シレン4は・・・識別の壺と巻物に頼るしかない(´・ω・)
常日頃からなるべくアイテム欄をスッキリさせる為に迅速かつ円滑な識別をしたいものですが、腕輪に関してはそうもいかないので
「腕輪を一つでも多く店に持ち運ぶ為にアイテム欄をやりくりする」というプレイングも必要になってきます。
僕がよくやるのは、
おはらいorただの壺に未識別の腕輪を突っ込んで店内で割る→店主識別→必要な物だけ買い戻す
こんな感じです。
識別の巻物は常に持っておきたいですね。
とりあえず今回はこの辺で終わりにします。
良い腕輪ライフを!